伊藤園の戦略

伊藤園といえば、おーいお茶というようなお茶、麦茶、ウーロン茶、ジャスミン茶などの お茶系の飲料が有名です。
しかし、近年では充実野菜、1日分の野菜という野菜ジュース系を 売り出すようになってきました。
さらに伊藤園は新しい道を切り開くためにタリーズコーヒーを傘下にしました。
その伊藤園の歴史と今後の戦略について紹介します。

伊藤園の歴史と戦略

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伊藤園は「お〜い、お茶」で有名な飲料メーカーです。 伊藤園は緑茶などを扱っているというイメージが強いですね。 緑茶専門の飲料メーカーとしてはとてもメジャーなメーカーですが、 その創業は1966年とお茶屋さんとしてはまだまだ歴史が浅いです。 その前身は静岡県を本拠とした静岡茶を取り扱っていたお茶屋さんでした。 缶入りの緑茶は1985年に発売開始しています。 でも実は缶入りウーロン茶の方が1981年と緑茶より早く販売しています。 伊藤園の売上げは緑茶飲料と野菜果実飲料で70%を占めています。 茶葉自体の売上は10%にも達しません。 販売ルートはスーパーとコンビニエンスストア、そして自動販売機がほとんどです。

販売実績から見る限り、伊藤園は緑茶を中心としたお茶系(緑茶・麦茶・ウーロン茶・ジャスミン茶・そば茶など) 飲料メーカーと言えます。 しかし、充実野菜や1日分の野菜のシリーズの野菜ジュース系等の新しいブランドの展開にも熱心に行って おり、その人気も上昇してきています。 そろそろお茶系中心のメーカーから総合飲料メーカーとして変移しようと、がんばっているようです。 伊藤園はタリーズコーヒージャパンの親会社であるフードエックス・グローブ株式会社を2006年に買収しました。 そして、タリーズコーヒージャパンを子会社化することが出来ました。 伊藤園ではもともとコーヒー部門が弱点とされていました。 その意味でタリーズコーヒーを傘下に収めたのは、緑茶の伊藤園から抜け出すための 有効な戦略と言えるでしょう。

シアトルトップというのは飲み口にストッパーがついた形状のカップです。 伊藤園で今話題になっていることと言えば、ターリーコーヒーで出されているコーヒーと 同じシアトルップのカップコーヒーをテスト販売するということです。 コーヒーの製法も通常より1.3倍のコーヒー豆を使用したエスプレッソ仕立てのコーヒーで、販売するようです。 これは、今から結構楽しみです。 この商品の売りはコーヒーの持ち味を生かすために缶コーヒーに固執せず、カップコーヒーにしたところがポイントです。 缶コーヒーだとどうしても金属特有の臭いが残ってしまい、美味しいというところまでのレベルの製品はなかなかありません。 今回の伊藤園の新商品が、どの程度のレベルになるかは正直飲んでみるまで分かりません。 でもカップコーヒーと言う新しいジャンルのコーヒーで、目を引くのは確かだと思います。 このことがはたしてコーヒー飲料の世界で改革を起こすことが出来るかどうか楽しみです。

伊藤園の製品は、他のメーカーの製品と比べるとまじめに作っているという印象が強いです。 特に緑茶は、非常にできが良くて静岡茶の本来の味をペット飲料としては忠実に 再現されています。 その意味でタリーズコーヒーとのコラボレーションとしては、最初の製品である、カップコーヒーが市場から どのように評価されるかがこの先の伊藤園に対して大きく影響するでしょう。 伊藤園にとって起死回生の商品となるかどうか注目ですね。