千羽鶴の始まりと作り方
スポンサードリンク
病いの方が元気になるのを願ったり、何か夢が叶うように千羽鶴を贈る習慣は
今でもしっかり健在です。
でも、その作り方となるといろいろ迷うこともあります。
それ以前に最近は鶴の折り紙の折り方も知らない人も多いようです。
鶴の折り紙を千羽鶴にして贈ると風習は原爆に被爆した子供へのエピソードが
始まりのようです。
そのエピソードとは、鶴の折り紙を千羽折ると願いが叶うという言い伝えがあり被爆した少女が
元気になるように千羽鶴を折ったということです。
それ以降広く千羽鶴が折られるようになったようですが、残念ながらその少女はすぐに亡くなられて
しまったそうです。
近年では負傷したサッカー選手に千羽鶴を送るというのが流行っているようです。
突然、脳溢血で倒れた全日本のオシム監督にもサポーターのみんなから多くの千羽鶴が
届けられたようです。
千羽鶴の作り方(まとめ方)は、50羽の鶴の折り紙を一本の糸につなげたものを20本まとめればる
というのが一般的です。
でもこの状態ですと横に広がってかさばるので送るほうも送られるほうも保管に大変です。
50羽の鶴を通す糸は丈夫であれば基本的に何でもいいのです。
よく使われるのが、テグスや丈夫な細い糸を使います。中にはカラフルな糸を使用している場合も
あります。
50羽もつなげるので、どうしてもその重みで一番下の鶴が取れやすくなります。
それを防ぐ為には糸の先端にウッドビーズやボタンなどをつけることです。
なるべくかさばらないように千羽鶴を作るにはいくつかの方法があります。
ひとつは個々の鶴の羽を広げないという方法です。こうすれば幅を取らないのでかさばりません。
最近最も良くやられている方法です。
また鶴の頭を折らないという方法もあります。
あとは折り紙の紙自体を小さくすれば、それだけ折鶴の大きさが小さくなります。
それが1000羽となると大きな違いになります。
デザイン的に千羽鶴を綺麗に作るには、折り紙の色に注意してまとめることで折鶴で綺麗な
グラディエーションを描くととても素敵です。
千羽鶴をどのように飾るかにも配慮が必要です。
紙といえども千羽も折鶴があるとそれなりの重さになります。
普通千羽鶴は壁や柱につるして飾られるので、吊る下げやすいように千羽鶴のまとめた下のところに、
輪を金属性のリングや手芸で使うような木製のリングなどの出来るだけ丈夫なもので作っておくのが
いいと思います。
言うまでもありませんが、千羽鶴というのはその量や形の良し悪しに価値があるわけではありません。
一羽一羽を心を込めながら手で折ることで、その気持ちが伝わるというところに価値があります。
本当にこの千羽鶴を贈る習慣はとても暖かいよいものだと思います。