ヤナセの歴史と現状
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ヤナセと聞くとやはり高級外車専門の企業としてのイメージが強いです。
実際高級外車専門の企業として長い歴史を持った企業のひとつです。
現在は伊藤忠商事の資本が入った為に伊藤忠傘下の輸入自動車と
中古車の販売業者になりました。
ヤナセが外車を取り扱っていることは同じでも、昔とはその内容が異なっています。
以前は外車の輸入業者として外車を輸入し、整備点検を行って販売する
形式でした。
それを今では輸入業者から外車を仕入れて販売する販売店となりました。
ヤナセもっと繁盛いた時はアウディ、GM、ベンツの輸入権を所有していました。
しかし1990年代にアウディの輸入権を失ったのを皮切りに、GMやベンツの輸入権まで
失ってしまいました。
その為、もはやかつてのヤナセの隆盛は過去の出来事となってしまいました。
昔は外車輸入という限定した分野での商社としてヤナセは存在感がありました。
しかし今では見る影もなく、外車の販売台数が停滞し始めた近年では衰退している
感じさえうかがえます。
外車輸入だけをやっているように見えるヤナセですが、それ以外にも海外のアパレルや
アルファレコードへの資本参加、ボートやクルーザーの輸入販売も行っていました。
しかしそれは輸入自動車の販売と比較すると、売上に占める割合は微々たるもので
ヤナセ全体を支えるといったものではありませんでした。
現在のヤナセは販売店が130店舗と中古車販売店が30店舗を中心に事業を展開して
います。
最大の敗因はここまでの段階になるまで、基幹事業の転換に着手しなかった事でしょう。
しかしヤナセの築き上げたブランド力は根強く、今だに外車販売台数では上位を維持しています。
ブランドイメージがいかに重要な経営資産である事がよく分かります。
ヤナセが今後のどのような事業展開をしていくかが興味のあるところです。
しかし、これからはガソリンの高騰やエコブームなどの問題もあります。
またトヨタなどがベンツの最高級車と競合する車種を発売開始するなど、外車ディーラーとしては
ますます大変厳しい状況になってきていま。
新規の事業を展開するのか、また既存の事業を異なる面から伸ばしてゆくのか
今後のヤナセの経営に注目します。